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鳥の目には

旅行記はちょっとお休みで・・・


ルーシー先生のブログを読んでたら、鳥について色々と興味深いことが書かれていて
鳥の視覚についても書かれてました。

鳥は、人間が見ることがでいきる赤・青・緑のほか、紫外線(UV)と蛍光色が見えるんだって。
この5色のなかから、組み合わせで4色を見てるそうです へぇー(`O`)

そういえば、チョウゲンボウも
主食であるげっ歯類の尿が反射する紫外線を捕捉し、狩りに役立てているらしい・・
広い草原の中で、ネズミの尿が図のように浮かび上がるのだとか・・・芸術的。

そのほかにも
「雛の口は蛍光色を発する色になっていて、この色が親鳥が餌を吐き戻す、視覚的刺激になっている」
そうです。
生物というのは本当によく出来てるなーとおもいます。


シンたちには、どんな世界が見えているのかな?
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明日は「傷病野生鳥獣救護の現状と今後の課題」というシンポジウムに参加してみまっす
午前中の「鳥の骨折治療」にも参加します
今日はちょっと教科書をひらこう(@-@)
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by biker-vet | 2009-09-26 13:03 | ファルコンリー(鷹匠) | Comments(4)

野生鳥獣保護ボランティア と「心が救われる医療」

先日、
埼玉県の野生鳥獣保護ボランティアに正式に認定されました(^-^)v

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野生動物を飼育することは法律で禁じられているので
傷病野生鳥獣を自宅で保護するには、ボランティアとして登録することが必要なんです。

私の県の場合は、申請書の記入と、それから自宅への訪問
(保護・飼育に適した環境かどうか、県職員がチェックしにくる)
がありました。

広い庭があるわけじゃないので、申請が通るかちょっと心配だったけど、
無事審査も通って、認定書をいただけました(^0^)



埼玉県以外の都道府県にも、こうしたボランティアの制度があります。
一定期間の研修が必要な県もあるようです。


野生動物保護施設には、次から次へと野生動物が運び込まれます。
しかし同時に、施設には、
「以前に保護されたものの、野生復帰が難しいと判断され、終生飼育となった野生動物」
も、保護されています。

獣医師やスタッフは、多くの動物たちの治療やリハビリを行っていかなければいけません。
同時に、終生飼育となった野生動物の日々の世話もしなければならないとなると、
時間は必然的に足りなくなるのです。


こうした、治療を必要としない終生飼育の野生動物は、
ボランティアの家で最後まで飼育してもらうのが一番なのでは と思うんです。

そのほうが、獣医師やスタッフの負担は減るし、
野生動物のQOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)の向上につながるのでは・・・。



ミャンマーで小児医療を無償で行う吉岡秀人医師が言っていました。


目指す医療は、
『たとえ死んでも 心が救われている医療』だと。

「生まれてきてよかった、生まれてくる価値があった」 と思える医療・・・
それは、一つには、
「大切にされること」

「大切にされるだけで、どんな障害があっても、自分は価値があると思える。」



人間に限らず、動物も同じだと思うんです。

野生動物は、そりゃ、「自分は生まれてくる価値があったのか」なんて
考えたりしないんでしょうけど。。。


多くの人がこの 野生動物ボランティアに登録してくれたらといいなぁ、と思います。
猛禽類を飼育している方は特に、専門的知識と技術をお持ちだし
そうした協力が、より良い医療や、野生復帰率の向上をもたらしてくれるんじゃないかな。



今飼っている猛禽たちが「生きてて良かった」と思ってるか?
つねに自問自答だけど、
QOL向上目指していこう と思います。

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(最近バタバタ&キーキー鳴くことの多いシン坊ちゃん。なぜだ・・・)

**************************

JRFブログで「傷ついた猛禽を保護するにはどうしたら良いか」について書きました(^0^)
「傷ついた猛禽類の保護(捕獲・輸送)」

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by biker-vet | 2009-08-08 17:52 | Comments(4)

おかえり、シン

「シンが見つかった」

と言われても、最初は信じられず
亡骸が見つかったのかと思ったのだけど
シンは、生きているとのことだった。

でも、まだ安心はできない。
5日間の絶食は、あの小さい身体には相当なダメージを与えているはずだった。

職場を早退させてもらい、すぐに保護してくださっている人のもとへ向かった。



シンが保護されたのは、家から1kmほど離れた、商店街に近い場所だった。
小学生が取り囲んでいたところを、スポーツの専門学校生が保護してくれていた。

ちょうど、その専門学校のそばに貼り紙を貼っていたのを見てくれていた人だった。
最後の最後に、貼り紙をしたところだった。


命の恩人に御礼を告げ シンの入ったダンボールを受け取った。
シンはちゃんと生きていた。
でも、目には元気がない。


タクシーをつかまえ、自宅へと急いだ。
こうしてシンが戻ってきたのは 奇跡だと思った。
そしてそれは、旦那も書いているが、三枝さんがきっとシンを助けて私たちのところに戻れるよう導いてくれたのだと思わずには居られなかった。
なんとしても、シンの命はつなげなきゃと思った。


頼りにしている猛禽類の獣医師、falconestの伊澤先生にまず電話をして、状況を説明した。
いつもと同じ環境にしてなるべくストレスを与えずに、エサをあげてみて様子をみようということになった。


自宅についてエサを準備して、細かく細かく切ると、
その音に反応したシンはひどく欲しがる。
でも、ここでたくさんあげちゃいけない。

飢餓状態の身体は代謝が落ちているため、
急に大量のエサを摂取した場合それを消化できず、
そ嚢で食物が腐ってしまう「酸敗そ嚢」を起こす。

一度に食べさせるのは少量づつにし、数時間置いて、そ嚢を食べ物が通過したのを確認してから、また少量与える。

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2日間はミンチの肉を少量づつ与えて、すこしづつ肉を大きくし、量を増やしていった。

保護したときの体重は138g。
今の時期は170gでキープしていたので、思ったより減っていなかったのが意外だった。

3日後に吐き出されたペリット(未消化物)を分解してみると、
コガネムシの破片のようなものが出てきた。
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シンは虫を食べて、命をつないでいたのかもしれない。
活餌のコオロギを使って狩りの真似事はさせていたのだけど、
それが案外役に立ったのかな。


シンのろう膜は傷があり、かさぶたになっていた。
尾羽根もほぼ全部無くなっていた。
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もしかしたら、何かに追われた時にでもついた傷なのか…。
5日間、どこにいて、どんな経験をしたのか…
どういう経路で、あの保護された場所に行ったのか。

私には知る由もないけれど、
いまこうして日記を書いている自分の横に、シンが居る。
それだけで十分。


見つけて保護してくれた専門学校生の男の子はもちろん
きちんと話を聞いてくれて対応してくれた警察官や
快く貼り紙を貼ってくださったコンビニの店員さんや
「見つかった?」と声をかけてくださった近所の方々

みんな優しくしてくれました。

そして、落ち込んでいる私を励まして支えてくれた友人、
日記を読んでコメントをくださった皆さん、
色々な人のおかげで、シンも私も元気になることができました。

本当に本当にありがとうございました。
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by biker-vet | 2009-07-02 22:31 | 鳥の病気・メンテナンス | Comments(8)

風の日

ELLE GARDENの曲が好きで、最近いつも聴いてる。


大好きな「風の日」は、ボーカル細美さんの飼っていたハムスターが死んでしまって
でもその日に歌詞書かなくちゃいけなくて『こんな日に歌詞なんて書けるか!』って思いながら書いた詞らしい。


こんな顔を見せるのは
ほんとは好きじゃないけど
僕だっていつも ピエロみたいに
笑える訳じゃないから

雨の日には濡れて 晴れた日には乾いて
寒い日には震えているのは当たり前だろ
次の日には忘れて 風の日には飛ぼうとしてみる
そんなもんさ





大切な動物が死んでしまったり、誰かとケンカしたり、誰にも言えない悩みができたり、ひどく落ち込むことがあったとき、そういうときも普通に朝が来て、昨日と変わらない日常が押し寄せてきて、普通の顔して仕事に行ったり 家族や友人に笑顔で接する努力をするとき。


この「風の日」は、そんなとき
大丈夫、わかってるよ そのままのきみでいいんだよ、って自分を肯定してくれるような気がする。




そしてそういうときに感じた、胸がぎゅっとなるような感覚も、時間が経つと忘れたりして、
まだいけるかもな、またチャレンジしてみよっかな、って気分になったりして

でもきっとそのときに感じた感覚は一生忘れることはなくて、
ふとした瞬間、たとえばこの曲を聴くときなんかにふと思い出して、ひりひりと疼いたりするんだろう。




雨の日には濡れて 晴れた日には乾いて
寒い日には震えてるのは当たり前だろ
次の日には忘れて 風の日には飛ぼうとしてみる
だから
雪の日には凍えて 雷には怯えて
月の日には辺りがよく見えたりもしてて
次の日には忘れて 風の日には飛ぼうとしてみる
そんなもんさ 僕らはそんなもんさ





【ELLEGARDEN  風の日】
http://jp.youtube.com/watch?v=ubDtuthd6n0
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by biker-vet | 2008-12-06 14:14 | その他 | Comments(0)

目黒タウン誌にペットのコラム

縁あって 目黒タウン誌[MEGURO ストリートフラッシュ 2008年6月号]にペットのコラムを書きました。

「真夏のペットの病気対策」ってことでお願いされたので、
熱中症などについて書いてます。

今は臨床獣医師ではない私が書いてよいのだろうか・・・
と思いつつ、
現役獣医師の友達に色々と話を聞きつつ書かせてもらいました。(mayuありがとーー!)

地域限定ですが、目黒で見かけた際は読んでみて下さい(^-^)

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by biker-vet | 2008-07-05 22:02 | ファルコンリー(鷹匠) | Comments(3)


ファルコナー(鷹匠)歴約9年。ハヤブサのトレーニング、病気&健康管理のことなどを徒然なるままに。STOOPERのオーダーメイドグローブ・フードも紹介しています。http://www.stooper.jp


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