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シン

シンが入院しました。

27日の夜、家に帰ってきたら朝あげた肉を吐いていたので 夜は絶食させましたが
28日も、肉をミンチにしてあげても全部戻してしまい
ひどい時は水を飲ませても戻してしまい

病院に行って、吐き気止め等 注射で入れてもらい
これで嘔吐が収まってくれることを期待しました

でも28日の夜も ほんの小指の先(1g程度)の肉を食べさせたあと
4時間後の夜中にまた、吐き戻していました

だんだんと元気もなくなって、手に据えても足から力が感じられず
目を閉じていることが多くなり 食欲も廃絶しました

昨日から病院に入院となりました

情けないけど とても不安で 落ち着かないです。

シンの体力と精神力を信じようと思います。


シンの場所がぽっかり空いていて寂しいです
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by biker-vet | 2010-07-30 07:55 | 鳥の病気・メンテナンス | Comments(20)

宮崎の話

じめじめな日々が続いてるけど、今日は七夕でしたね。

彦星さんは牛飼いだったというから、織姫さんよりも口蹄疫のことが気になってるかもしれないですね。


私の上司は 6月終わりに宮崎に行ってきた一人なのですが…
そのときの話を聞きました。


とある農場で牛の殺処分中、農家さんの娘さん2人がお母さんを挟んで、
上司たち獣医師の作業と牛さんたちを見ていたそうです。

お嬢さんたちは二十歳くらいで ギャル系だったけれど、
見た目とは違い まるで幼稚園児のように
お母さんの袖先をしっかり指でつかんでいたそうです。
彼は 彼女達の不安・困惑・悲しみを混ぜた表情に、心を殴られたような 衝撃をうけたと…

一方で、お父さんは 一生懸命殺処分を手伝い、最後に、深々とお辞儀をされ、
上司たちを見送ったそうです。
ワクチン接種農家であって感染があったわけではない農家です。


「公務員獣医として、彼らの表情を私は一生覚えておかないといけないと 思いました。


昨今、BSEでもそうですが、経済問題つまり生産者をないがしろにして、
消費者の安全性のみ興味が向いているような気がします。

生産者・産業軽視の考えがなぜここまで進行しているのか?
食糧の供給あってこその、食品の安全であり安心ではないのか?

今回の件は、このあたりの風潮を、端的に具現化した事象なのではないかと思えて成りません」


この言葉は とても響きました。



東京では、だんだんと口蹄疫の報道が少なくなってきていますが、
現地はまだなにも終わっていないのでしょう。

地元紙によると、3割の方がメンタルケアが必要になっているそうです。

農家さんにとって牛は財産であるだけでなく 家族だから
心のバランスが保てなくなって 当たり前だと思う。

一刻も早く笑顔が戻るよう、募金など出来る範囲で、支援を続けていこうと思います


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おまけのシン。窓の外を見ながら、宮崎がんばれーと 念を送ってくれてます。
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by biker-vet | 2010-07-07 22:04 | 獣医師 | Comments(2)

口蹄疫 難産で取り上げた子牛 自ら


まだ小さな子牛に薬剤を注射すると、やがて動かなくなり、息絶えた。

口蹄疫の被害が集中する宮崎県川南町の獣医師小嶋聖さん(39)が、
24日に殺処分した約50頭のうちの1頭は、
つい1ヶ月前、難産で苦しむ母牛から自ら取り上げた子牛だった。


「今の気持ちを表現する言葉は、どこにも見当たらない…」

今月中旬から殺処分に加わった小嶋さんは処分の場面を話すと、
涙で言葉が継げなくなる。
殺処分を繰り返す毎日に「精神的にきつい」と漏らした。


朝9時から始まった処分は昼の休憩を挟んで午後5時まで続いた。

暴れる牛たちを押さえ、次々に薬剤を注射していく。


その子牛が生まれたのは、ある夜のこと。

いつも往診している農家から呼び出された。
急いで駆け付けると、何とか無事に産んでくれた。

一ヵ月後、まさかその子牛の命を奪う薬剤を、自分が注射することになるとは。


「特に今日のつらさは…」

言葉は再びおえつに変わった。


農場主の多くは、牛の姿を見るのがつらいのか、作業には立ち会わないという。
しかし、その子牛を飼育していた農場主は、死体を埋め終わるまで立ち会った。

土をかける前の穴に塩と焼酎を備え、つぶやいていた。

「すまんかったね」

小嶋さんは、ただ農場主の姿を見ているしかなかった。


口蹄疫が発生した地区の獣医師の多くは、発生直後から農場での診療を自粛した。
感染拡大を防ぐためで、小嶋さんも何もできない日々を送っていた。

すると、知り合いの農場主から電話がかかってきた。

「牛が感染しました。知らない人ではなく、最期は先生にお願いしたい。」


殺処分が終了すれば、診療所の周囲からは牛や豚は消える。
治療すべき家畜がいなければ、診療所の経営は厳しい。

「先が見えない状態だが、今は自分ができる最後の仕事かなと思ってやっている」


(東京新聞 平成22年5月25日 夕刊より)



***募金情報***

●宮崎県口蹄疫被害義援金●
【ゆうちょ銀行でお振り込みされる場合】
記号:01740-9
番号:69998
口座名:社会福祉法人宮崎県共同募金会
【ゆうちょ銀行以外の金融機関からお振り込みされる場合】
金融機関名:ゆうちょ銀行
店名:一七九(いちななきゅう)店
店番:179
預金種目:当座預金
口座番号:0069998
口座名:社会福祉法人宮崎県共同募金会

●yahoo!ボランティア●(ネット上で募金可能。yahooポイントも使えます)
→私もやったけどとっても簡単でよかったです


その他、セブンイレブン、赤ちゃん本舗、イトーヨーカドー、デニーズ、サークルK、ダイエー等にも、募金箱が設置されているようです
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by biker-vet | 2010-05-26 19:55 | 獣医師 | Comments(0)

口蹄疫 おなじ仲間として・・・

私は、ともだちみんな知っているほどのとんかつ好きです。
大学時代6年間、とんかつ屋でバイトしてました。
いまも週に一度は旦那と一緒にとんかつ屋に行くほど。


こうやって毎日、おいしいお肉が食べられ、おいしい牛乳が飲めているのは、
全国の農家さんが朝早くから毎日休み無く愛情をかけて動物を育ててくれているから。

今回口蹄疫の事件で、農家さんがどれほど牛や豚に愛情を注いで育てているかを、再確認しました。

その牛や豚や農家さんが、いま苦しんでいる。

宮崎に行っていた・もしくはこれから行く友人獣医師も
過酷な労働と精神状態になるのだろう

きっと農水省の友人知人も、不眠不休で働いてるんだろう…


「殺処分や埋設作業をする方々は、消毒剤等で皮膚が荒れ、
家畜防疫員(獣医さん達)や保定作業員の方々は、
連日連夜の注射や保定作業で腱鞘炎や筋肉痛等で手足が動かなくなったりする場合もある。
嫌がる牛や豚をなだめ押さえながら殺処分をしていくのだ。辛い作業である。
大型家畜を扱う精神的・肉体的負荷・疲労は想像を絶する。」

東国原知事のブログからだ。


現場の様子を知るほど、現場で働く人たちには頭が上がらない。

現地の写真
刺激の強い写真も載っていますが、現場の写真です
この記事の最後にも何枚か載せますので 苦手なかたはご遠慮ください



普段家畜と接する仕事をしていない私たちのほうが、
現地から戻ったあとのことを考えれば、行くべきなのではとも思う。
現場で役に立てるとは思えない。
でも獣医師という資格を持った人しかワクチン打ったり、安楽殺処分できないのであれば
自分が持っている資格は 今生かさないでいつ生かすんだ…



この日記を見てくれている人は、動物好きな人か、仕事で動物に関わる人が大半だと思います

食に関わる仕事をしている人、食べることが好きな人も多いと思う


いま苦しんでいる畜産農家の方も
私たちと同じく動物が好きで、動物に毎日関わっている方たちです。 


同じ仲間が苦しんでいます

一人一人ができる範囲で
ちょっとでもいいから一緒に応援してくれたらうれしいです





***募金情報***

●宮崎県口蹄疫被害義援金●
【ゆうちょ銀行でお振り込みされる場合】
記号:01740-9
番号:69998
口座名:社会福祉法人宮崎県共同募金会
【ゆうちょ銀行以外の金融機関からお振り込みされる場合】
金融機関名:ゆうちょ銀行
店名:一七九(いちななきゅう)店
店番:179
預金種目:当座預金
口座番号:0069998
口座名:社会福祉法人宮崎県共同募金会

●yahoo!ボランティア●(ネット上で募金可能。yahooポイントも使えます)
→私もやったけどとっても簡単でよかったです


その他、セブンイレブン、赤ちゃん本舗、イトーヨーカドー、デニーズ、サークルK、ダイエー等にも、募金箱が設置されているようです
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by biker-vet | 2010-05-23 08:54 | 獣医師 | Comments(0)

口蹄疫 宮崎の現状 

川南の酪農家、ムッチーさんのご友人の日記の転載です
養豚場での殺処分の様子が書かれています
現場はまさに戦場…

その場にいなければならない農家の人、
手を下さなければならない獣医師、県職員…
頭で仕方ないことだと理解しようとしても受け入れがたいでしょう

つらい内容ですが、これが、いま宮崎で実際に行われていることなんですよね、
毎日…

******************


(以前転載させていただいたのは殺処分の様子だけですが 
前の話から繋げてまとめてあるものに変更させていただきました)



「殺処分」と簡単に言うけど・・・


 5月9日、とある養豚農場で働く友人に会うことができ話を伺うことが出来た。
(もちろん、お互いに防疫対策を施したうえでだ)

口蹄疫感染の疑いが出て全頭処分が決定した農場である


彼は本当に豚さん達と真剣に向き合って肥育していて、口蹄疫問題が起きる前までは、いつも面白おかしく豚舎での話を聞かせてくれていた。




ちょっと巻き毛の母豚がいてな…俺には懐いてくれちょっちゃけどよ。

一度マジ切れしてさ、思いっきり拳で殴ったら、自分の手は怪我したのに母豚は平然としやがってよ「ちくしょーー!(笑)」

ただ、こいつがさ、なかなか上手に水を飲めないやつでな、いっつも俺が飲ましてやっててさ、時々、俺のひざに頭をのっけて休むんよ(笑)200kgもある母豚やかい、頭だけでも重いっつどぉ(笑)。


ただなぁ、こいつになかなか子供が授からんでなぁ、何度も仕込ませてみたんやけど…
なんでかこいつだけ子供ができんかったっちゃわぁ。


「お前どうしたっかぁ。ごめんなぁ俺が悪いんかもなぁ。女の幸せをあじあわせてやれんなぁ。子供産んでみたいやろう。次こそ頑張ろうなぁ。」言って、首に抱きついてあげたりしてたんだわ


でもよ!

先月ついに受胎したことが分かってな。「やったーやったー!よう頑張った!!!やっとお前も赤ちゃんが産めるな(^^)」って喜んでその母豚カードにでっかく「成功」!って書いたばっかりやったのによ



・・・・もう殺さにゃいかんとよ。


自分の赤ちゃんを産ませてあげられんやないかい!!


どうすっとかい! 



・・・・ごめんなぁ。言うしかなかった



せめて今だけは、腹いっぱいエサ食えよ。って大量に準備してあげてるっちゃが。



感染した子豚たちの蹄からは出血が始まり、上手に歩けなくなってビービー泣いている
母豚は乳首のところがただれ始めて真っ赤になって血を流しているのもいる。それでもむしゃむしゃエサ食うやつは食うんよ。

また、明日そいつらの所に行って、声かけてあげにゃいかんちゃろうけどよ。どんな顔して、なんて声かければいいっかえ!」





と、語ってくれた。


数千頭の豚を養っているこの農場では、この時はまだ埋め立て地が決まらず殺処分はされていなかった。



そういや、彼が私に語りはじめた時、最初に言った言葉は「あ~・・・終わった。肩の力が抜けて楽になれた気がするよ・・・」だった。
どんだけ気を張り詰めた生活を送ってきたんだろう


防疫のための消毒活動を徹底的にやっていた彼。
自分の車の中まで消毒液を振りまいていた彼。
毎日毎日石灰を道路に撒いていた彼。。。

必死に目に見えない時と戦い、守ろうとしてきた家族を失う彼。


「やれるだけやって出てしまったもんは仕方ない。はっきりしたことは、来月から俺は職を失うってことだ。ただ、急いで処分をしないと、他の農場に迷惑かけちゃうな。」


お腹に赤ちゃんを宿した母豚にすがり泣く彼のことを思うといたたまれないのですが、その感染を確認した豚舎では日に日に症状を示す豚が増えてきて、エサが食べられなくなったり、亡くなったりしてきて、豚舎内が消石灰をかけられた死体置き場へと変わっていき、腐敗していく。


5月6日に口蹄疫感染疑いが発表された養豚場。その時点で全頭処分が決定していたわけですが、埋設処理が始まったのは・・・5月14日です。すでに8日が過ぎています。ここまでの数日間、彼はどんな光景を見てきたのだろうか。どんな思いで、豚舎を見て回っていたのだろう。。。



殺処分の様子は、本当に地獄絵図のようだった。


獣医さん達が来て、一頭一頭、注射で眠らせてその後に、さらに注射で安楽死させると思っていた。

この養豚農場には、人間よりも大きな母豚が数百頭、青年豚がさらに多く、子豚が数千頭

口蹄疫の症状の出ていないまだ元気な豚もたくさん居る





「何十人と獣医師が来たけどよ。かき集められた経験の浅い獣医師たちは、母豚を怖がってまともに注射も打てんちゃが

急所は首筋の血管なのによ、柵の外から身を乗り出して、お尻に打とうとするわ、バカじゃねーか!豚だって生きちょっし痛いから、ひょいとお尻を動かして逃げるわな。

しょうがねーかいよ、俺が柵に入って豚の首をガシって押さえつけてやる始末。
危険やっちゃけど仕方ないわ


首筋に注射を打つやり方を教えたっちゃけど、ダメじゃわ・・・

もう、豚の首は、突き刺した注射のあとだらけ、痛々しいわ。豚はギャーギャー暴れるわ


ちくしょーーちくしょーーー!もっと安らかに死なせてやってくれよ。

獣医師の免許をもっちょる奴しか、殺したらいかんかいよ。手がだせん・・・

かわいそうでよ


もちろん、ベテランの奴は上手いし、早くてよ関心するんよ。


でもな、みんな目に涙を浮かべながらも作業してくれてるし、手を合わせてくれる人もいる。


命を救うための獣医師がよ。
今まで、命を助けるために、動物に声をかけ、一生懸命働いてきた獣医師がよ・・・

この注射を打ったら、こいつが死ぬって分かりながら、注射を打ちこむんよ。
そりゃあ、人としてつらいし、心が痛いわなぁ。歯を食いしばるしかないのかよ!



俺はさ、もともと出荷のための豚なら、なんとかあきらめがつくんよ。出荷だと思えばいいちゃかい。

でも、母豚はよ。俺がこの農場に努めだしてからずっと面倒見てきたっと、性格もよく分かる。顔見りゃ名前も、出産した回数も、病気した時、エサを腹いっぱい食って喜んだ時。悪ん坊や、甘えん坊、気性の荒い奴、優しい奴、み~んな分かる。共に生活してきた家族やっちゃかい。


口蹄疫に感染してしまって痛々しい症状が出てる奴は、鼻や口の水疱が破けて痛いもんやからエサが食えんなっちょる。それでも腹はへるかい、えさを探すわな。豚は鼻が命じゃ。人間で言う手のようなもんで物を探るのは鼻で探るんよ。

痛いやろうに・・・

まともにエサが食えんかい。俺が手で食べさせてやってた。

鼻も口元も、蹄も乳首も痛々しいのに、俺を見つめる目はやさしくてよ。なんだか、向こうがごめんよ~言ってるみたいや。ありがとう言ってるのかなぁ


注射打たれる姿に耐えられんで離れたところから見てたら、獣医師の腕をふりほどいて、こっちに走ってくっとよ。

ひずめが炎症起こして血を流してるもんは、痛いから立ち上がれんでずっと横になってギャーギャー言ってる。でも、立ち上がらせて殺処分するところまで連れて行かんと、重いかいよ。まず鎮痛剤打つっちゃわ。

したら、痛みが取れるもんじゃかい。ひょいっと立ち上がる。でも蹄からも血が出て、腐りよっかい


蹄が取れていくとど・・・赤くなった蹄だけが地面に転がってるんやど・・・

それでも、蹄が無くなった足で、俺の所に駆け寄ってくる


はやくなんとかしちゃれよーーーー!



ある程度の大きさの奴は、電気で殺すっちゃわぁ

でっかい火ばさみみたいな物で、まず頭を挟んでな、スイッチを入れると高圧電流が流れ、失神する。
そしてそのあとに、胸の所を挟んで、心臓に電流を流すとガタガタガタとしびれて心臓を止めて殺すとど・・・かわいそうやんけ。

さっきまで、元気で、震えて泣きよったやつが。突然静かに死体となるんよ。


たださ、時々、その動かなくなった豚を運んでたり、穴の中に落とした時に、生き返って動き出すやつがおるんよ。気絶してただけなんやろうな。哀れでなぁ、また殺さにゃいかん・・・。




まだまだ元気な奴らはさ、どんどん穴ん中に落としていく、みんなで板を使って追いやって穴に落としていく。

一番下に落とされた豚たちは、熱と重さで圧死ししていくけどよ。後から後から落とされた豚は、どんどんジャンプして穴から必死に飛び出ようとするんよ。

その生きようとする動物の必死さにまた泣けてくっちゃがぁ


その上からブルーシートをかぶせてよ、コンパネの板を上において、飛び出してこんように、俺たち人間が上に乗るっちゃわぁ・・・

それでん、下から・・ドンっ!ドンっ!て必死にぶつかってくっとよ。


ブルーシートの隙間からホースを入れて、中にガスを流し込むんよ・・・

すると、だんだん静かになってきてよ、しばらくするとシーンとなるんよ

ちくしょーーーーーーー!



作業員達があちこちで、殺処分をしていってる
地獄を描いてる絵があるわぁ。鬼が人間をいたぶっている絵よ。あのまんまって感じ


豚舎の中が、ギャーギャーって今まで聞いた事もないような泣き声があちこちから聞こえるかいよ。

赤ちゃん子豚が不安な様子でジッとしちょっちゃわ。


病気に感染した奴は、蹄から血を流して痛いし、おっぱいが飲めんかい
コロっコロっ死んでいく。


それでも、豚舎が違ってたりで感染していない元気な奴もいっぱいおる。


敷地が一緒やかいて、経営者が一緒だってだけで


殺さにゃいかんとか・・・

本当に、この子達も殺さにゃいかんとか!


・・・


周りの異常な雰囲気を感じちょっちゃろうね

ひょいっと両手で掴み上げるわ

すると、身体をグッと堅くして、不安げに身体をブルブル震えてるのが手のひらから伝わってくるとよ。


ごめんなぁ、ごめんなぁ。俺が泣き出してよぉ

その身体に注射針が刺されて、静かに、ぐったりと手の中で重みだけを感じる物体になる
さっきまで硬かった子豚の力が抜けて、何の力も入らない柔らかい物になるんよ。


もうどんだけの涙が流れ出たかわからん


あと、残ってた豚舎は、ウィンドレスの豚舎じゃかい・・・


せめて、安らかにと思うてかいよ

帰ってくる時・・・空気を送り込むファンのスイッチを切ってきた。




家に帰ってよ。風呂に入ってよ。飯はよう食わんかい。焼酎飲みながらテレビをみてるとよ


俺・・・いつのまにかボロボロボロ泣いてるっちゃわ


今頃、眠るように死んでってるんだろうなぁ・・・・。


お前よ。豚は言葉がしゃべれんけんどよ。もしもよ、お前の子供をよ、「なんで?」って言われながらよ。国からの指示やかい言うて・・・大好きなのに・・・手の中で殺せるか。」





まだ、口蹄疫の感染拡大は収まらない

今もまだ、毎日毎日、牛や豚が殺処分されていく

そして全ての農家で、こんな味わいたくもない体験を味わってる

なぜ、農場主や従業員が、中に入って一緒に処分しないといけないのか


せめて、優秀な獣医師や、テキパキ動ける自衛隊員をもっともっと送り込んでくれよ!



地獄絵図と書いたが、中にいたのは鬼なんかじゃなく、愛情に溢れた人々でした。

全国にはたくさんの農家がある。

あまり消費者の目に届くことはないところで、私たちが安心して安全なものを食べていけるよう。精魂込めて接してきている人達がいる。私たちは彼らなしには美味しいものを食べることが出来ないのです。

農家の方々の愛情をいただいて生かされているようなもんなんですよね。


こんな時だからこそ、いつもより町内で買い物します。
こんな時だからこそ、宮崎産という文字が愛おしいです。
是非、みなさんも自分の地元で地産地消を心がけていただきたいものです。




発生から今日で1ヶ月が過ぎました。

そして、今、131軒、11万8164頭の生き物の殺処分が言い渡されました。


これ以上の被害農家を出さないためにも、今、元気で生きている牛や豚の為にも

自分自身の意識を高くして、「徹底消毒」にご協力ください!!!



※私が伝えたい事は、現場の悲惨さはありますが、今まで家畜と共に生活してきた農家の方々の愛情を知って欲しいと思い、彼の言葉で書く事にしました。
決して、政府批判でもなく、対応の悪さについて言及するものではありません
転載されるのは構いませんが、間違った方向にもっていかず
私たちと同じく、何気ない生活を楽しんできた農家の方々の愛情をお伝えくださいませ




【募金・支援金案内】
上記のムッチーさんが募金活動も行っております。
ご協力できる方がいらっしゃったら是非お願いします。
[郵便局]
川南町のムッチー牧場
口蹄疫災害見舞金を募る会
(記号)17310
(番号)3609971
カワミナミチョウノムッチーボクジョウコウテイエキサイガイ
ミマイキンヲツノルカイ
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by biker-vet | 2010-05-19 20:28 | 獣医師 | Comments(5)

口蹄疫対策の当事者に・・・

ルーシー先生ブログで、口蹄疫についての記事がありました。

口蹄疫を知っている人も知らない人も、読んでほしいです

こういうときに大切なのは、想像力かと思う。
本当に、私たち一人一人が、宮崎の農家さんだったらと 想像力を働かせるべきです

なかなか難しいですが、

猛禽を飼っている人、犬や猫やウサギを飼っている人・・・

みなさんの大切な家族に、超強力なウイルスがある日突然感染する恐怖を
一度感染したら、他の家族も全員、ウイルス感染の有無にかかわらず殺処分されることを

私は うさぎのツトムや、チョウゲンボウのシンや、ハヤブサのライカ、我が家の鳥たち、さらには家族が全員殺されることを想像してみました

・・・そういうことが現実に、宮崎では起っています。



私の友人獣医師や かつての上司も、宮崎入りして 懸命に戦ってくれています。

私の職場でも、獣医師のリストアップが行われはじめました。
私もできることをします。


********************************
ルーシー先生ブログより


消毒の仕方 解説付 From: VetCheers | 2010年05月17日 |



宮崎の獣医師さんが、口蹄疫における農家の消毒方法を動画にしてくださいました
このブログ読まれている方に、 協力してもらいたいです。
口蹄疫の消毒の仕方を私たち各自のブログ、ホームページにアップして紹介しましょう。
点と点をつなぎ、線にすると点よりは接触されやすくなります。
線と線をあつめ、面にすると線よりは接触されやすくなります。
農家の方の眼に触れる機会が増えますように。
獣医師のネットを作りましょう。
私たちが持つ「弱い紐帯の強さ」を具現化して、状況を打開しましょう。
ぜひ、当事者になってください。

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by biker-vet | 2010-05-18 20:10 | ファルコンリー(鷹匠) | Comments(2)

老兎つとむの介護

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我が家のうさぎのつとむ、いよいよ介護が必要になってきました。
もう12歳。お尻が上げられず、お尻が常に尿や軟便で汚れてしまっている。

実家に帰ったときには、私がお尻のケアをしているけど、
両親だけではなかなか難しいらしい。
私も毎日実家にいけるわけではないので、なるべくまめにチェックしてもらうようにしていたけど、汚れはだんだんひどくなってしまい
先週、皮膚がただれて 壊死してしまっていることが判明した。

とりあえず病院でお尻の毛は これ以上尿がつかないようにバリカンでカットしてもらい
つとむのまんまる尻尾は、ねずみのような尻尾に。



これからしばらく、毎日投薬とお尻の消毒です。

老兎つとむの骨はすでに、ちょっとした衝撃でもすぐ折れるほど脆くなっているため
抱っこするときはくれぐれも無理しないで、暴れさせないように、と両親にはおねがいしてありますが
暴れて脊椎骨折、半身麻痺って良くあることだし 毎回ヒヤヒヤ。


今までペットシーツを使っていてもこんなにただれてしまったので、
すごい吸収力と評判の「スーパートイレシーツ」なるものを購入してみた。
犬の介護などでも良く使われているらしい。
皮膚がちょっとは改善してくれるかな

人間で言うと もう森繁久彌級のつとむ。
なるべく健やかに、もうちょっと一緒に生活してほしいと思っています。

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by biker-vet | 2010-04-09 22:31 | その他 | Comments(4)

ハヤブサの救護

フライトフェスタの翌日の夜、埼玉県の動物病院で働く友人の獣医師から急な連絡がありました。

「野生のハヤブサが運び込まれたんだけど・・・」

田んぼにうずくまっていたところを保護されたようで、友人の病院で身体検査をしたとのこと。

レントゲンでは骨折等は見られないが、風切り羽根が折れており
またケージから出そうとする際なども抵抗せず、衰弱している様子。

餌もないし、病院に置いておいても確実に衰弱してしまう・・・
そこで私のことを思い出し、連絡してくれたとのこと。

遅い時間ではありましたが、緊急を要するだろうと、Japan Raptor Foundation(JRF)に連絡をとったところ
「すぐに受け入れます」
と Iさん。

その日のうちに、役所の方に春日部のJRFの施設まで運んでもらいました。


役所の人には無理を言ったかもしれませんが、
こういう場合は一刻を争う場合も多くちょっとした遅れで 助かるものが助からないということはよくあります。

保護されたその日のうちにJRFに搬送されたハヤブサは、すぐに処置を行うことができました。

迅速な処置のおかげか、ハヤブサは翌日、自分からエサに食いついてくれたようで 良かったです。
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メスのハヤブサで、痩せてはいるが、なんとかなりそうとのこと。
ただ、右翼5枚、左翼1枚が欠損しており、換羽させてから訓練して放鳥・・・という長丁場になりそうです
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「JRFの活動日誌」も更新しました
ハヤブサの救護
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by biker-vet | 2010-03-11 22:14 | 鳥の病気・メンテナンス | Comments(8)

いきなりすぎる出産

昨日、早朝は兄からの電話で起こされました。
「うちの奥さん破水したよ」

えー!
お義姉ちゃんの予定日はまだ来週だったのに、いきなり?
陣痛の前に破水ってあるんだ?
ということは、もうすぐ産まれちゃうの?
えー心の準備が・・・(って私が産む訳じゃないんだけど)
と、相当あわあわしつつ聞くと、
「でもまだみたい、早くても今日の夕方くらいか、明日じゃないかな~」ということ。

なんだ、そうか。
じゃあ、友人との予定がおわってから、夕方以降に病院に行けば出産に立ち会えるだろうと、
友人宅へ向かいました。

ところがどっこい、お昼過ぎには義姉からメールが来て
(普通は陣痛でメールなんか打てないんだろうけど、無痛分娩だったので)、
あっという間に
「いまから分娩室いきます」って・・・(@o@;


私と同じく、兄も、父も母も、誰もこんなに早く産まれると思ってなくて、
結局だれも出産に立ち会わないという、冷たい家族みたいな感じになってしまいました(笑)
ごめんおねえちゃん。



なにはともあれ、母子ともに無事でホッとしました。
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兄は昨日慌ててビデオカメラを買ったそうで、まだピカピカのビデオカメラで一生懸命撮影していました(^^



しかし、無痛分娩て、直前までメールとか打てちゃうんですね。

陣痛はやっぱりある程度は痛いみたいですけど。出産後も痛みはコントロールされていて、
面会時も比較的元気でした。
友人から陣痛の壮絶な痛みを聞いていたので、出産怖い…と思ってたけど、
無痛で産んだ義姉を見て、ちょっと出産に対するイメージが変わりました。

陣痛ってどんな痛みなのか、ちょっと体験してみたい気もするけどね…
と言ったら、兄が
「陣痛の痛みレベルをたとえで表すと
「手指の切断」のちょっと下らしい」と…

手指の切断て(・_・;)
やっぱり耐えられなさそうと思いました。
世のお母さんは 本当にえらい。

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おかあさんも私の出産の時は 陣痛促進剤打たれて 痛くて大変だったそうな
手指の切断レベルに耐えてくれてありがとう と思いました

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by biker-vet | 2010-01-18 21:18 | その他 | Comments(6)

2010年のごあいさつ

あけましておめでとうございます。


お互いの家族のところへ年始の挨拶に行って
おせち、スペアリブの煮込み、すき焼き、、、その他美味しいものをたくさん食べ、肥え、
猛禽たちのトレーニングして
あっという間の年末年始でしたー

猛禽たちも元気です
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マーリンのまーこ がんばってますよー


うさぎのつとむ(11歳)も 無事お正月を迎えることができました。
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それから、もうじき、お義姉ちゃんが出産予定です。
逆子が治らなくて心配してたけど 儀式的な治療で治ったそうで(笑)よかったよかった

いま、とっても楽しみにしている自分がいます。
最近、友達の赤ちゃんもかわいいなーと思うようになってきました。


昨年は結婚式やパーティーでバタバタと過ごしたけど
引越しも終わったし 時間を有効に!を目標に。
ファルコンリーも いろいろ挑戦したいことがあります。

本年もどうぞよろしくお願いいたします(^0^)
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by biker-vet | 2010-01-05 22:11 | ご挨拶 | Comments(2)


ファルコナー(鷹匠)歴約9年。ハヤブサのトレーニング、病気&健康管理のことなどを徒然なるままに。STOOPERのオーダーメイドグローブ・フードも紹介しています。http://www.stooper.jp


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