カテゴリ:ファルコンリー(鷹匠)( 170 )

鳥と関わる人間の「新型インフルエンザ対策」

先日のNHK特集をはじめとするメディアが「新型インフルエンザ」について取り上げ始め、
日本人の間にもようやく漠然とした不安が漂いはじめた今日この頃。

厚生労働省HPにもあるような「もしものための備蓄品リスト」
を元に、家庭で出来る対策をしはじめた人も多いのでは。


自分が2005年12月の日記に「インフルエンザ予防講座」なるものを書いたのを忘れていたけれど、
読み返してみるとあの頃から「新型インフルエンザ」については
ある程度の危機感を持っていたらしい。

でも あれから2年も経つのに、なにも準備らしい準備はしてなかったわけだ。
2年前に既に蓄えられていたあの知識はなんだったんだろ とガッカリだったが

先日 仲良し先輩Hさんと
H 「でもマスクも2週間分の食料も買う気がしない。
   私映画だったら一番先に死んじゃうタイプだなぁ~」
私 「私は一生懸命買いだめして対策バッチリしてたのに死ぬタイプだなぁ~」
なんてやりとりをしつつ

私もとりあえず、ネットで水・マスク・インスタント食品を購入してみた。


いつ起きるかわからないパンデミックだけど、とりあえずは個々が出来る範囲で対策をとる。
それがパニックを起こさないための一番重要なことかもしれない。
知識や備え そして心構えは、ないよりはあったほうが冷静でいられる気がする。

『想像力が世界を救う』

と どなたかの小説に書いてあったけれど
想像力をパワー全開にして、実際パンデミックが起こったときのことを、自分と家族の生活全般を舞台としてシミュレーションをしてみるのが一番だ。



あと 私たちが出来ることといえば…

野鳥の大量死などを見つけたらすぐに、獣医師か近くの家畜保健所または保健所に連絡する。
野鳥との接触で人が感染した例はまだないようだが、野鳥との接触は十分に気をつける。

これをお願いしたいと思います。

このブログをみてくださっている方の中には、
ファルコナー、ハンター、バードウォッチャー、野生動物保護活動をしている方など
いることと思います。
自然や鳥と触れ合う機会が多ければ、そのぶん危険な信号をいち早くキャッチできるはずですから。

【参考】狩猟者が鳥インフルエンザに関して知っておくべきこと(ADF&G(アラスカ州魚類狩猟局)

「狩猟の際には、簡易な防護服を身につけ、道具や作業場を清潔に保つことが賢明な安全策である」
とこの文書にはあるけど 
c0132048_8105495.jpg


こういうの着たファルコナーは 素晴らしいけどちょっとやだな。
[PR]
by biker-vet | 2008-01-21 08:10 | ファルコンリー(鷹匠) | Comments(0)

今年の目標

遅ればせながら 新年明けましてお目出度うございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。


年末にかけていろいろなことがあってブログに向かえずにいました。
鳥のトレーニングも暫く出来ていなかったけど、
お正月には少しだけ時間をとって トレーニングしました。


今年の目標 まず一つ目は
去年学んだファルコンリーの基礎を生かしての
『傷病ノスリのリハビリ・野生復帰』。


師匠がリハビリを任されている子ですが
先日からノスリへの餌やりを任せてもらい、
シンとは違う大きな身体、鋭い爪と嘴にびびりつつも
厚手の長いグローブをつけてトレーニング。

近寄ると、はじめは逃げようとガシャコンガシャコン暴れる。
でもエサがもらえるとわかってからは、期待を込めた眼差しで見つめ 
すんなり手にのってくるように。

c0132048_1417404.jpg

c0132048_1418919.jpg

c0132048_14182519.jpg

c0132048_14184372.jpg



情がわきそうなので名前はつけずにいよう…と思う反面
心の中では「ノスリン」と呼んでいる。

フレンドリーな関係は求めていないけど
愛情を持って接することは何においても大事かな と思う。


一筋縄ではいかないこともあるだろうけど
今後が楽しみ。
[PR]
by biker-vet | 2008-01-12 14:25 | ファルコンリー(鷹匠) | Comments(2)

はじめてカモ


師匠の相棒 ジアセイカーのスケアクロウは、狩りのトレーニングの段階に入っている。
最初から狩りが上手にできるわけでないので、生きたカモを用意して、それを捕らえさせる練習をする。


用意したのはマガモ。
猟師さんが網で捕らえて料亭に卸しているという野生のマガモを譲ってもらったのだそう。



詳しくは師匠がブログで書いているけど
スケアクロウははじめてのトレーニングにかかわらず、自分とそんなに変わらない大きさのマガモを見事仕留めた。





誰に教えられたわけでもないのに、はじめから首を狙う。
一番安楽死させる方法を本能で知ってるんだろう。

そういう本能を垣間見る瞬間が、動物を観察していて一番面白い時間だ。


c0132048_8173783.jpg




息を引き取ったマガモは、大事に持ち帰った。
なんたって料亭に卸しているほどの肉だもん。
全部を鳥たちに食べさせてしまうのはもったいなさすぎる。

鴨を調理するのは初めてだけど、「ハングリーハンター」というHPを参考に、カモの処理をする。

皮を剥いで、牛乳に一晩漬けこみ、血抜きと臭みをとる。
でもこの処理はカルガモや海ガモなど臭みが強い鳥に使われるようで、マガモには必要なかったかも。


次の日、牛乳を洗い流し、カモ鍋を作った。
でも血抜きがうまく出来ていなかったようで、美味しいは美味しいけど、レバーみたいな味だった。
もっと血抜きをちゃんとしないとダメなのかなぁ。
仕留めた時にすぐ血抜きをしないと、肉にまで血が回っちゃうのかなぁ…うーん。

次回はもっと美味しくなってもらいましょう。



残ったガラは、これまたハングリーハンターHPを参考にして、スープに変身。
きれいに澄んだスープができた。
お味は上品でなかなかGOODでした♪

c0132048_821246.jpg




肉は私たちがありがたく頂き、
羽根は、フライタイヤーでもある師匠が、フライフィッシングのフライ(水棲昆虫に見立てた疑似餌)を作るのに利用するという。
師匠のフライは有名なフライショップ「ハーミット」さんで売られています→click!


ハヤブサにより天に召されたカモだが、その羽根は繊細で芸術性の高い「フライ」へと姿を変え、
日本中、世界中の川を旅をして たくさんの釣り人とたくさんの魚を、きっと魅了するんだろう。
[PR]
by biker-vet | 2007-12-19 08:51 | ファルコンリー(鷹匠) | Comments(0)

アメとムチ


2日間連続でトレーニングができる貴重な週末、2日目。


昨日はトータル8回ルアーリングしたのち、
最後は師匠に「ラスト!」の合図を出されてしまったけど、
「今日はシンの動きを良く見てルアーを取らせる時期を自分で見極めるように」
との課題が出されていた。




昨日はルアーをずっと振り回していたせいで、シンが狙いを定められなかったように見えたので
今日はシンが近くに来たらルアーは振り回さないように気をつけてみる。

最初のスタートが一番緊張する。
すぐに掴まれたら、そこでトレーニング終了になってしまうから。




シンがスタートしたらすぐ、ルアーを振り回さず身体の横で前後に振る。
どうやらそれが功を奏したようで、昨日は頭上を飛んでいくことが多かったシンは
今日は身体の横を通ってくれた。

寸前でかわすと、シンが自分の身体のすぐ横をすり抜けていく。
相当なスピードを出していることが良く分かる。

シンは旋回して、ルアーめがけて飛んでくる。
また寸前でかわす。
真横を通り抜ける感覚が気持ち良い。



飛び方がゆるりとなったように思い、今日は5回目でルアーを取らせるホイッスルを吹いた。
でもこっちを向いたときに吹かなかったので、やや遠く離れてしまう。
あせって普通の合図で呼んでしまい、次にもう一度ルアーを取らせる合図…

合図を混同してしまった。





鳥の疲れ具合を見て、ルアーを取らせる時期を判断すること
シンを惑わせないように合図の使い分けを徹底すること
ホイッスルを吹くタイミングをはかること
ルアーを掴ませる時はシンが確実にルアーをとれるようにすること

次回の課題です。


c0132048_8541637.jpg


c0132048_8544916.jpg




トレーニング終了後
「初ルアー成功おめでとう、よく頑張ったね」
と、師匠がお手製のstooperストラップをプレゼントしてくれた。


アメとムチを良いバランスでいただき、また当面がんばれそうです。



c0132048_8551774.jpg


c0132048_856168.jpg

[PR]
by biker-vet | 2007-12-10 08:59 | ファルコンリー(鷹匠) | Comments(4)

初ルアーリング

2月最初の土曜日。
いよいよ、自分でルアートレーニングを行う日が来た。

今までは師匠のを見て動画を見て、イメージトレーニングを繰り返していただけだったけれど
今日は私が実際にルアーを振る。



失敗は成功のもと。
うまくできなくて当たり前。
そんな言い訳のような文句を頭の中で繰り返しながらフィールドへ向かった。


まずはジア・セイカー スケアクロウのトレーニング、
そのあとチョウゲンボウ シンのトレーニングとなった。
c0132048_8455838.jpg



意外に心拍数は上がらなかった。
緊張していたのかしていなかったのか、
冷静だったというよりは頭の中が真っ白だっただけだろうな。


シンが私やルアーにぶつかって怪我しないように、それだけが心配だった。
不思議なことに、そのままどこか遠くに飛んで行ってしまうという、ロストの心配はあまりしていなかった。
あとで聞いたところ、師匠はそうなることも念頭に置いてたみたいだけど。



さて、どうだったか。
結果は動画をご覧ください!


…と言いたいところだけど、残念ながら初ルアーリングの動画を間違って消してしまったのです…
そこに映っている私はもうどうしようもなく不格好で
誰にも見せたくなかったから好都合といえば好都合だったのだけど。



飛び方を見てシンが疲れてきたな…と思ったら、シンが地面に降りてしまう前に自分で判断してルアーリングをやめて
ルアーを地面に置き、確実に掴ませてあげないといけない。

でもやっている最中は興奮してたのか、何回ルアーリングしたかも分からず、
師匠に「ラスト!」と言われてからもルアーを振り続けてしまった。

結局、唯一成功したと呼べるのは1回だったなぁ。
1回だけ、寸前で上手にルアーをかわす私がビデオに映っていた。
あとはなんだかもう、めちゃくちゃ(^^;)




最後ルアーを置くタイミングが遅い(シンが掴み損ねてしまう)
ホイッスルの音が小さい、ホイッスルのタイミング…
などなど課題は山積み。

でもシンは、私から一度も遠くに離れずに旋回してくれた。
それだけでも嬉しかった。

c0132048_8593973.jpg


c0132048_8594814.jpg




今日はラジコングライダーを飛ばしている今野さんがトレーニングを見に来ていた。

エンジン無しで自然の風を利用して飛ばすグライダー。
そのグライダーを飛ばすにあたって、ハヤブサの飛ぶ姿は、憧れでもあり勉強にもなり…
そんな話をしてくれた今野さんに、最後はシンの振り替え(人の手から人の手に飛ばす)の訓練を手伝っていただき、
記念すべき第1回目のルアーリングトレーニングは終了したのでした。
[PR]
by biker-vet | 2007-12-06 08:58 | ファルコンリー(鷹匠) | Comments(7)

案ずるな


結婚式の翌日、久々のトレーニング。
快晴、微風、気温高め。絶好のトレーニング日和。


まずはスケアクロウのトレーニングから。

体重を計って…
c0132048_233885.jpg

発信機を取り付ける。
c0132048_23385376.jpg



スケアクロウ、だいぶ体力がついたみたい。
ルアーパスは、10回以上成功。
師匠から離れることなく、旋回、アタックを繰り返していた。



雲ひとつない真っ青な空を飛ぶスケアクロウ、気持ち良さそう。




シンも、体重が若干低めなこともあり、やる気十分。
c0132048_23454136.jpg


今日は師匠がルアーリングするのをビデオで撮ることに専念。
それを見て、ルアーリングの勉強しようと思ったのだ。

いつもの自分のカメラじゃなく、ビデオカメラで撮影しようとしたんだけど…
扱い慣れてないとだめね。
全然シンの動きを追えなくて 空ばっかり写ってるヒドイ動画になってしまった。


自分のカメラに持ち直し、最後だけ撮影成功。

ルアーを取らせる合図のホイッスルを吹いた直後、
急に方向転換してルアーに向かってくる様子が写っている。
(首を横にして見てください…)



それまではふわ~っと飛んでいたのが、急に動きにターボがかかり、ルアーに一直線。

シンはホイッスルをちゃんと聞きわけてるんだ。




次回は私のルアーで…と思ってるけど、
最初はきっとうまく振れないだろうと思うと、
せっかくここまで調子良くステップアップしてきたシンのリズムを壊してしまいそうで…。

だけど見てるだけじゃ、上達はしないもんね。


やりたいなら やりたいだけ やってやれぬことはない
案ずるな いける とめないで このままで
楽勝だ とべる やめないで そのままで

jackson vibeの『案ずるな』が今、頭の中を回ってる。


c0132048_004790.jpg

[PR]
by biker-vet | 2007-11-27 23:55 | ファルコンリー(鷹匠) | Comments(10)

ファルコンズトレーニング@秩父グルメキャンプ

グルメキャンプには、勿論ハヤブサたちも参加。

朝から雨だったのでトレーニングは無理かなぁと思っていたけど、キャンプ場に着いた頃には雨が止んでいて、
みんな料理の支度をはじめたところだったから申し訳なかったけど、トレーニングさせてもらうことに。

いつもと違う状況でも、いつもと同じことができるか?
普段とは違う場所でのトレーニングは、自分にとってもハヤブサにとっても、
日頃のトレーニングがちゃんと身についているかを確認する絶好の機会。



先ずはスケアクロウを師匠が飛ばすので、そのアシスタント。
c0132048_8472491.jpg

この日も多くのギャラリーが…



キャンプ場は急な斜面の上にあって、下には道路がある。
その急斜面を下から上に飛ばして見せて欲しいと、見学に来た方々からのご要望。
なので私がスケアクロウを持って下に行き、そこから上にいる師匠にむかって飛ばすことになった。
c0132048_8515852.jpg





合図があるまでは、下で待機。
相当おなかが空いているらしく手袋をガジガジするスケ。
シンの5倍の大きさのスケは、嘴も足の力もすごくて革のグローブが食いちぎられそう。

いっぱいギャラリーがいるけど、ちゃんと飛んでくれますように…
どきどきしていると、師匠から合図。


グローブを外して、手を高く掲げると、すぐにスタート。
スケの後姿から、この急斜面を上るのがいかに大変かが、ひしひしと伝わってくる。
歯(嘴?)をくいしばって、一生懸命羽ばたいているだろうその後ろ姿。

この急斜面を飛ぶというのは鳥にとって相当大変なことなのだと、スケの飛びを見てはじめてわかった。




肉のついたルアーに向かって必死に飛ぶスケアクロウからは、痛いほどの食への執念を感じた。
君も立派なグルメ会の一員だね、スケさん…


なにはともあれ無事にルアーをキャッチして、ホッ。
師匠のところに戻ると、「スイベル(足輪につけている金具)外してなかったよ」
きゃーー緊張して外し忘れてた!ごめんスケさん、重かったでしょ… 
やはり日頃のトレーニングの身に付き具合を確認する良い機会だね…(しょぼん)




次はシンの番。シンは上から下に飛ばすことに。
反応よろしく、フードを外したらすぐに飛んできてくれた。よかったよかった。

私まだルアーを地面に置くタイミングがちょっと遅いみたい。
シンを惑わせないように気をつけよう。


そのあとはシンの振り替え。人の手から人の手に飛ばす。
「誰かやりたい人いる?」ってグルメ会メンバーに聞いたら、
「ぼくやってみる」と前は鳥が怖いと言っていた小木くんが真っ先に挙手。
これは うれしかったなぁ。
c0132048_854150.jpg




「これって置物かと思ったけど本物なんだ!」「タカ?え、チョウゲンボウ?」「こわーい」「かわいいー」
キャンプ場では大人も子供も動物好きが多いのだろう、たくさんの人が声をかけてくる。
それもまた、友達が喜んでくれるのと同じくらい良い刺激になっている。

興味を持って受け入れてもらうことが、今の私には励みになってるんだなぁ
それを実感しつつ、更なるスキルアップを目指さなきゃって思った。

間違っても二度とスイベルつけっぱなしで飛ばすことがないように…


c0132048_8555287.jpg

[PR]
by biker-vet | 2007-11-16 09:00 | ファルコンリー(鷹匠) | Comments(0)

インドカレーとオルゴオル

イラストレーター兼絵本作家のyoshieがノリとのインド2週間の旅から帰ってきて、
インドから買い込んできたスパイスで、インド人に習ったカレーとチャイを振る舞ってくれました。

キーマとマサラだっけ??すんごくおいしかったよ!
c0132048_1124583.jpg



最近仕事やらで何かとせかせかしてたんだけど 
インドで更なる「ノープロブレム精神」を会得してきたyoshieと
チャイ飲みながらたくさんのインドの写真見て まったーーりお話できて
ホッと一息つけました。


yoshieがジャケットを担当した「オルゴオル」というCDも、聴いてきたんだけど
絵本みたいなつくりになっていて とってもかわいい。
もちろん音楽も、キラキラしていて素敵だし みんな知っている曲ばかりで聴きやすい♪

c0132048_1142314.jpg


詳しくはコチラのyoshie ブログ に書いてあるけど
私もなんとなく、これは妊婦さんや赤ちゃんのいるお母さんなんかに是非聴いてもらいたいなぁ
もちろん他のたくさんの人にもね!

次はクリスマス曲集も出るみたいです♪




ファルコンリーのトレーニングは、毎週末に行ってます。
平日は師匠がトレーニングを行ってくれています。

最近の様子は、師匠が綺麗な写真と共に詳しく書いてます
シン含め ハヤブサたちはみんな確実に一歩一歩成長しています。

私はルアーの扱いがまだまだ下手で、ルアーを直線でキャッチさせる止まり。

フリーにしてから、いままで以上に覚えることがたくさん出てきて悪戦苦闘。
ルアーの振り方、笛の吹き方、鳥の据え方、フードのかぶせ方…
一から覚えなおさないといけないことばかり。

シンをフリーにしてから、フィールドで緊張してうまくできないことも多いし
失敗も落ち込むことも多々あるけど
まぁ場数をこなして慣れる&体で覚えていくしかないし
家で出来ることを練習したり、イメージトレーニングしていこう。

c0132048_1311394.jpg

[PR]
by biker-vet | 2007-11-06 01:34 | ファルコンリー(鷹匠) | Comments(3)

いよいよフリーフライト(後編)


「緊張しても良いことないよ。いつも通りでね」と師匠。

「はい…」
とは言ったものの、ザ・小心者は緊張するなといわれると余計緊張する。



師匠はシンを連れて、おいおいそんな遠くに…
というところまで離れていく。
100m以上はあろうかという距離は、いつも以上に遠く感じる。



いつもどおり、いつもどおり…と心の中でつぶやく。
ルアーを持つ手に力が入る。



師匠から「OK」の合図。



笛を吹いて、ルアーを振る。
シンから見えるように、大きく 大きく。






そして。





c0132048_21282936.jpg

c0132048_21284060.jpg

c0132048_21285166.jpg

c0132048_2129028.jpg









遠くからだんだん小さな影が近づいてくる。

田圃の真ん中を伸び伸び飛んでくる、シンだった。










「えらいえらいえらーい よくやった!」
ルアーキャッチして肉を食べてるシンを褒めまくる。
ウズラ一年分プレゼントしたいくらいだった。



2本目3本目も、シンは合図と同時に飛んできた。
その後の振り替えも立派なもんだった。

c0132048_220424.jpg




このシンの初フライト、私にとっては
視聴者が選ぶ感動のアニメ名場面2007に選ばれるくらいの名場面となった。
(みなしごハッチがママと出会うシーンに匹敵する)




さぁさぁ これからまた新たなステップに突入だね。




今夜はお腹いっぱい食べよう。デザートも盛り合わせにしよう。

帰り道シンを眺めつつ、思った。

c0132048_2141506.jpg

[PR]
by biker-vet | 2007-10-25 21:53 | ファルコンリー(鷹匠) | Comments(8)

いよいよフリーフライト(前編)

「唯、いつもと同じことをやるだけ」
と、自分に言い聞かせた。


そう、チョウゲンボウのシンが初フリーフライトの日を迎えたのだ。



数日前「シンをフリーにしよう」と師匠に言われてから、二つの妄想が頭の中をぐるぐるしていた。

シンはいつもと同じようにルアーに向かって真っすぐ飛んでくる
大丈夫大丈夫、そういう思いが大半だ。
でも何度かに一度、
「どこか予想外のところに飛んで行ってしまう」
そういう悪い妄想が入り込んでくるのだった。


いつも足についているヒモがないだけで、シンにとってはいつもと何も変わりは無い筈なのだ。
ルアーに対する反応は申し分ない。
普段どおりにやれば何も問題は無い筈だ。


だけど、ヒモがなければシンは全くの自由の身で、
その気になれば、タテヨコナナメ、三次元でどこにでも飛んで行ける。

何か急なアクシデントで、シンの意識がルアーからそれてしまったら。
次のブログのタイトルが「グッバイ、シン」になったらどうしよう。


そんな私の心配をシンが知る筈もなく。



当日もいつも通り、パーチに繋いであるうちからやる気が伝わってくる。
飛びたくて仕方ない。そんな感じだ。

c0132048_2344950.jpg


そんなシンを見て、多少気持ちが和らぐ。
早くフリーで飛ばしてあげたいとい思う。



フリーフライトの準備として、足環に鈴と、発信機をつける。

c0132048_2340395.jpg

c0132048_2341594.jpg



そして、いつものフィールドへ。
[PR]
by biker-vet | 2007-10-21 23:46 | ファルコンリー(鷹匠) | Comments(3)


ファルコナー(鷹匠)歴約9年。ハヤブサのトレーニング、病気&健康管理のことなどを徒然なるままに。STOOPERのオーダーメイドグローブ・フードも紹介しています。http://www.stooper.jp


by biker-vet

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

タグ

(82)
(77)
(40)
(35)
(32)
(31)
(31)
(28)
(23)
(18)
(14)
(14)
(10)
(9)
(8)
(8)
(4)
(4)
(2)
(1)

カテゴリ

全体
ファルコンリー(鷹匠)
鳥の病気・メンテナンス
競技会・イベント
猛禽用グローブ・フード
獣医師
アウトドア
旅行
グルメ
その他
wedding
子宮筋腫
ご挨拶
野生動物・リハビリ
未分類

以前の記事

2017年 09月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 08月
more...

画像一覧

最新のコメント

イッチーさん ルアーパ..
by biker-vet at 07:51
フライトフェスタ参加で御..
by イッチー at 07:44
Naoさん ルアーパス参..
by biker-vet at 22:37
フライトフェスタ参加予定..
by Nao at 11:16
はじめまして。お返事遅く..
by biker-vet at 23:47
いきなりコメント失礼しま..
by 熊谷瞭佑 at 21:40
永橋さん ありがとうご..
by biker-vet at 19:44
NAOさん 書き込みあ..
by biker-vet at 19:30
マロンでルアーパス、Ha..
by NAO at 14:01
イッチーさん 年末はあ..
by biker-vet at 19:30

外部リンク

お気に入りブログ

増山麗奈の革命鍋!
傷病鳥獣のリハビリテイタ...
エトブン社 絵草紙 <<...
muni origina...
NO FALCONRY,...
yoshie,8min....
Le chemin qu...
【笹山RCグライダークラ...
女性犬ぞりマッシャーの日々
kawasemikoの気...
JRF(Japan RA...
ココロフォト
自転車で 行ってきまーす
catering&cra...

検索

ライフログ

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

動物・ペット