猛禽類の食餌、脱水、日々の管理
先日、エキゾチックをたくさん診ている先生が
「猛禽は、病気になるとインコよりも弱い(元気に戻すのが難しい)イキモノなんだよ」と。
だからこそ日々の食事を含めた飼い方、病気の予防がとても重要。
日々の生活が、健康を左右する。
分かっていそうで、じつはこの日々の管理というのが一番難しいのではないかと思う今日この頃です。
日光浴や、水分補給もとても大事です。
脱水すると相当弱る。けど、補液してやるだけですぐ回復することもある。
(脱水がある状態。目の周りが落ち窪んでいる。脱水すると代謝も落ち、そのうに入れた餌の通過がなかなか進まない。)
(新しく猛禽を受け入れた際や、トレーニングをするために絶食させる際、脱水が見られることは多い。こちらも目の周りが窪んでいるが 判断が難しい場合もあります)
訓練のためフードをかけていると、自由に水が飲めないことも多い。
我が家は、休みの日は日光浴のほか水浴びさせたり霧吹きで水をかけたりするよう、心がけています。
猛禽類の食餌(栄養や処理)については
前までは私も「内臓は全部取ったほうが良い」と思っていましたが、
やはり消化管以外の内臓は与えたほうが良いようです。
要は鮮度と保存状態が大事ということです。
なので、肉の色や匂いをチェックし、プリプリの新鮮そうなウズラであれば、心臓は必ず与え、肝臓なども与えるように変更しました。
痛い、かゆい、お腹すいたと、喋ってくれる人間のほうが、病気の発見はよほど簡単ですね。
「猛禽は、病気になるとインコよりも弱い(元気に戻すのが難しい)イキモノなんだよ」と。
だからこそ日々の食事を含めた飼い方、病気の予防がとても重要。
日々の生活が、健康を左右する。
分かっていそうで、じつはこの日々の管理というのが一番難しいのではないかと思う今日この頃です。
日光浴や、水分補給もとても大事です。
脱水すると相当弱る。けど、補液してやるだけですぐ回復することもある。
(脱水がある状態。目の周りが落ち窪んでいる。脱水すると代謝も落ち、そのうに入れた餌の通過がなかなか進まない。)
(新しく猛禽を受け入れた際や、トレーニングをするために絶食させる際、脱水が見られることは多い。こちらも目の周りが窪んでいるが 判断が難しい場合もあります)
訓練のためフードをかけていると、自由に水が飲めないことも多い。
我が家は、休みの日は日光浴のほか水浴びさせたり霧吹きで水をかけたりするよう、心がけています。
猛禽類の食餌(栄養や処理)については
前までは私も「内臓は全部取ったほうが良い」と思っていましたが、
やはり消化管以外の内臓は与えたほうが良いようです。
要は鮮度と保存状態が大事ということです。
なので、肉の色や匂いをチェックし、プリプリの新鮮そうなウズラであれば、心臓は必ず与え、肝臓なども与えるように変更しました。
(肝臓は 自分がレバ刺しで食べても良いと思えるような肝臓のみで。
黄色かったり、硬かったり、白点があったり…なんていう肝臓は食べたくないですよね。)
長年ハヤブサと生活しているものの、日々、試行錯誤です。犬のほうがよっぽど楽だなぁ…なんて、思ったりします。
いや、犬だって決して単純ではなく。
長年ハヤブサと生活しているものの、日々、試行錯誤です。犬のほうがよっぽど楽だなぁ…なんて、思ったりします。
いや、犬だって決して単純ではなく。
痛い、かゆい、お腹すいたと、喋ってくれる人間のほうが、病気の発見はよほど簡単ですね。
「あれ?何かおかしい。何かいつもと違う」と思う気持ちを、「気のせい」にしないことが、猛禽の異常の早期発見につながります。
些細なことでも、様子を見てしまうと一気に悪化することのほうが多いです。
なにかあれば、病院に行くことを躊躇なく考えましょう!
by biker-vet
| 2016-03-25 08:04
| 鳥の病気・メンテナンス
falconer歴約10年。ハヤブサ・鷹などの猛禽類のfalconryトレーニング、病気・健康管理、野生動物(主に猛禽類)の治療やリハビリのことなど。STOOPERの猛禽用グローブ・フードも紹介しています。http://www.stooper.jp
by biker-vet
S | M | T | W | T | F | S |
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |
タグ
競技会・イベント(128)ハヤブサ(126)
フライトフェスタ(88)
猛禽(76)
グローブ・フード(60)
獣医師(46)
病気(39)
SkyTrials(32)
チョウゲンボウ(24)
野生動物(22)
フクロウ(19)
ハリスホーク(19)
猛禽屋(17)
海外(11)
子宮筋腫(10)
動物病院(10)
メンテナンス(9)
ロスト(4)
保護(4)
ハイタカ(2)
カテゴリ
全体ファルコンリー(鷹匠)
鳥の病気・メンテナンス
競技会・イベント
猛禽用グローブ・フード
獣医師
アウトドア
旅行
グルメ
その他
wedding
子宮筋腫
ご挨拶
野生動物・リハビリ
未分類
以前の記事
2022年 01月2021年 10月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 11月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
more...
画像一覧
外部リンク
●(falconryを楽しむサイト グローブ&フード等)STOOPER
●(猛禽類の獣医師伊澤先生) falconest
●(北海道在住falconerと奥さま)りょうとジャスちゃんの生活
●総合アートから鷹匠な日々
●itokeiの日記~野生動物救護的生活
●デジタル動物園~望遠の世界別館~
●北海道の野生生物 描きたがり
●わたらい先生の憂鬱
●我が家のハリスホーク
●(ルーシー先生)Let me tell you what I just thought...☆
●NEJIMAKI ANT BROG
●4姉妹+1のおいしい生活日記
●ふと、自然の中で
●happy☆rainbow
●ウエディングブーケのデザイン集
●(猛禽類の獣医師伊澤先生) falconest
●(北海道在住falconerと奥さま)りょうとジャスちゃんの生活
●総合アートから鷹匠な日々
●itokeiの日記~野生動物救護的生活
●デジタル動物園~望遠の世界別館~
●北海道の野生生物 描きたがり
●わたらい先生の憂鬱
●我が家のハリスホーク
●(ルーシー先生)Let me tell you what I just thought...☆
●NEJIMAKI ANT BROG
●4姉妹+1のおいしい生活日記
●ふと、自然の中で
●happy☆rainbow
●ウエディングブーケのデザイン集
お気に入りブログ
傷病鳥獣のリハビリテイタ...エトブン社 絵草紙
NO FALCONRY,...
yoshie,8min....
女性犬ぞりマッシャーの日々
kawasemikoの気...
JRF(Japan RA...
ココロフォト
自転車で 行ってきまーす