トレーニングシーズン(冬季)の脱水、体重管理について(2015年 update)

2016.12.1
狩猟シーズンに入って4〜8週目には、体調不良が多く発生します。
気温の低下により急激に体調悪化につながる場合があるので、特に注意が必要です。
また猛禽類のうち特に若鳥、病鳥、投薬中の鳥には毎日水を与える必要があります。
水を飲むことが少なくても常時手の届く場所に新鮮な水をおいておきます。

<体調不良>(猛禽類、ハト、水鳥マニュアルより)
「飛行体重」を維持している猛禽類のほとんどは食事制限を受けている。
そのため身体は痩せており、獲物を追う強い動機を持っている。
突然治療が必要な状態に陥ったように見えるが、実際はもっと長い間、全身性の異化が生じており、エネルギーが残っていない。
気温の急激な変化によりしばしば体調が悪化する。
早期発見が不可欠であり、放置すれば2〜3時間の命しかない場合がある。

***********************
2015.12.1
人間界では インフルエンザやノロウイルスが流行り始めました
自分たちの体調管理に気を付ける…だけでなく 
鳥たちの体重管理も よりこまめに体重を測るほうが安心です。
とくに小さい鳥は、寒い日は、体重が想像以上に減っていることがあるので
体重計で測るだけでなく、必ず胸筋を触って、肉色を確かめる方ことをオススメします

それら体重や食べた餌の量、糞の状態など、
いわゆるカルテを作り毎日記録に残すと、些細な異常に気が付く可能性が高くなります


体重が昨年と同じでも、胸筋を触ってみたら、実は全然肉が付いていなくて、
痩せてガリガリだった…ということがあります
体重だけ見ていては、大事なことを見落とすことがあります

私はそこを見落とし
とてもとても大事な鳥を亡くしました

いまだに、後悔で苦しいですが
じぶんの苦い経験談が、だれかの参考になり、不幸な死を迎えたり病気になったりする鳥が、減ってほしいので、これを書いています


それから冬は乾燥で、鳥たちは意外に喉が渇いてます

我が家のハヤブサは、冬でも、気が向いた時は
水桶に入ってがぶがぶ飲んでいます(気が向かないときには水桶にすら入らないが)

トレーニングや、ハヤブサの写真を拝見すると「大丈夫かな??」と思うような子を結構見ます

ファルコンリーをする鳥は
フードをかぶせたり、止まり木に留めていたりで自由に水が飲めない状態で飼われている子が多いので
腎臓はもちろん、体の調子を悪くしたりする鳥も多いです

水は特に飼い主が気をつけて、積極的に与えるようにした方が良いです。

c0132048_08151025.jpg

この写真は、トミーというアプロマドファルコンで
輸入され、家に来た後の写真です
2007年の夫のブログから失敬しました

徐々に慣らしていきましたが、その間餌や水を十分与えることが出来ず、目の周りが落ち窪んでいたので、脱水があったと考えられます

目の周りが落ちくぼんでいたりしたら、脱水かもしれません。
こまめに水を与えるのを忘れずに…


もし体調が悪そうだと気付いたら
体温を温め維持し、獣医さんに行き補液を入れてもらうだけでも、効果はかなりあります
c0132048_1923582.jpg



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2013.12.1
鳥たちも、首を背中に埋もれさせ眠る季節になりました。
最近、ブログの更新はグローブやフードギャラリーがメインとなっていまして、
日記の方は、STOOPER facebookページの方で まめに更新しています。

トレーニングは、今年はけっこうマジメに行っていて
家のそばの フィールドは、富士山が大きく見え、気持ちが良いところです
トレーニングの様子なども、facebookのほうで アップしています。

c0132048_1911325.jpg
c0132048_19114843.jpg

外国の方にも見てもらえるのはfacebookの良いところかも。
よろしければ、ごらんください。

Falconry Equipment STOOPER
http://www.stooper.jp/
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by biker-vet | 2017-01-14 18:44 | 鳥の病気・メンテナンス | Comments(7)
Commented by Hiroko at 2013-12-03 00:17 x
はじめまして。
今日はじめてブログを拝見させていただきました。素敵なブログですね。
実はチョウゲンボウのことを調べていてこちらのブログたどり着きました。
私の家にはベランダに帰ってくる野生のチョウゲンボウがいます。メスのチョウゲンボウなのですが、もう帰ってくるようになって3年目になります。10月~4月までいて、おそらく産卵が始まるころになると離れていくみたいです。チョウゲンボウはこんなに民家に住み着くものなのでしょうか?ちなみに餌付けはまったくしてません。
Commented by biker-vet at 2013-12-03 22:30
Hirokoさん
はじめまして、コメントありがとうございます。
ベランダに野生のチョウゲンボウが来るとは、びっくりですね。
チョウゲンボウがデパートやビルの屋上、ベランダなどで営巣するというのは聞きますが、Hirokoさんのところに現れる子は、営巣するわけじゃないんですね。近くに良い餌場があるのでしょうかね?それにしたって普通 野生のチョウゲンボウは人間を警戒すると思いますから、彼女にとってHirokoさんのベランダは 何らかのメリットがあるのでしょうね…。猛禽好きにはうらやましいです。
Commented by Hiroko at 2013-12-04 21:53 x
お返事ありがとうございます。
うちのチョウゲンボウはベランダの柵の支柱の上の方にいつもとまっています。獲った餌を持ってくることもなく、本当に眠りに帰ってくるだけみたいです。私の家の周りは田んぼに囲まれた田舎で、すぐそばに川が流れています。海もとても近いです。毎年春になるといなくなるのですが、どこで営巣しているのでしょうね。きっと毎年子育てが終わっては私のベランダに帰ってきているのかなと思います。真冬の厳しい時は帰ってすぐにウトウト眠りだすこともあります。毎年帰ってくるたびに、厳しい自然のなかで良く生きてこれたなと感心します。この子がいるから他にもチョウゲンボウがいると思うのですが、まったく姿をみかけません。本当、夏はどこで生活しているのかなと思います。
Commented by biker-vet at 2013-12-08 14:43
Hirokoさん
チョウゲンボウは河原や田んぼなど開けたところで狩りをするので、きっとHirokoさんの家の近くに狩場があるんでしょうね。
春~夏ころは繁殖場所で子育てして過ごして、秋~冬は移動してHirokoさんの家のそばで過ごしているのかもしれないですね。
冬は寒いし餌は少ないしで過酷ですが がんばって生き抜いてほしいですね。
Commented by Hiroko at 2013-12-10 00:35 x
チョウゲンボウも調べてみると渡る種類と日本にとどまる種類があるみたいですね。うちの子はどうなのかなと思います。毎晩私は帰ってきているか懐中電灯でチェックするのですが今晩もしっかり帰ってきていました。毎晩照らされるだけで逃げてしまいそうですが。よっぽどうちの周辺は狩りに良い場所なのでしょうね、逃げていきません。
糞を調べてみると籾殻がはいっていることもあるので、穀物も食べるのかなと思います。
良くカラスにいじめられているくせに、たまに昼間ベランダの近くに帰ってきてキーキーと鳴いて飛んでいることがあります。縄張りを守っているみたいです。

こんなことを他の人に話してもチョウゲンボウを誰もしらなくて。。。
ここでbiker-vetさんとお話しできてよかったです^^私もこの子が迷い込んでこなかったら一生チョウゲンボウの名前を知らなかったと思います。本当頑張って生きぬいてほしいなあと思います。
Commented by biker-vet at 2013-12-10 12:15
Hirokoさん
チョウゲンボウ、私も飼うまで知りませんでした。面白い名前ですよね。。
肉食で穀物は通常食べないので、そのチョウゲンボウが捕えた獲物の消化管に入っていた、という可能性もありますね。
私たちがハヤブサをトレーニングしていると、たまに野生のチョウゲンボウが飛んできて、果敢に向かってくることがあります。体は小さくても気が強い子が多いみたいですね。
なにはともあれ、野生のチョウゲンボウがベランダに来てくれるというだけで、多くの猛禽ファンからしたらすごく羨ましいことですね(^^ 貴重なデータだと思います。教えてくださりありがとうございました!
Commented by Hiroko at 2013-12-10 12:54 x
こちらこそありがとうございました。本当、猛禽類が飛んでいく姿はかっこいいですよね。これからもブログの更新楽しみにしてますね^^


ファルコナー(鷹匠)歴約9年。ハヤブサのトレーニング、病気&健康管理のことなどを徒然なるままに。STOOPERのオーダーメイドグローブ・フードも紹介しています。http://www.stooper.jp


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